雪を使ったエコさん放送日:2014年8月23日
今回のエコさんは、上越市安塚区の『雪を使う』エコさんです。
この季節に雪とは一体?
そしてエコとの関係はなんなのでしょうか?
今週は『雪を使う』エコさん、上越市安塚区 道の駅『雪だるま物産館』の増野秀樹さんにお会いしてきました。
雪だるま物産館の隣には冬の間に降った雪を貯めておく雪室があり、その中には約1000トンの雪が入っています。その為、雪がいっぱいに入っている1月〜9月の雪室内の温度はほぼ0℃の状態です。
この温度を利用して、地場産の野菜や米、ソバの実などが保存されています。保存されていた農作物は物産館で販売されたり、ソバは敷地内の「雪むろソバ屋 小さな空」で提供されています。
そして雪室は貯蔵庫としてだけでなく、雪室内の雪解け水を利用し、隣の雪だるま物産館で夏の間の冷房として活用されています。
増野さんは「地元の物を大切にし、それを活かすのがエコではないでしょうか」と話していました。